2006,10,12, Thursday
合唱コンクール(その2)
合唱コンクールについては、あちこちで話題になっている。
昨日も私のゼミで、そして講座の井戸端会議でも盛り上がった。 私の10月10日の記事に対しても読者から(小学校教師と思われる)メールをいただいた。一部編集して紹介する。 全く同感です。まず,必死に歌っている子の表情が気持ち悪い。宗教的な気さえします。北朝鮮の子ども達といい勝負! 少し冷静になれば、小学校の内部にいても、また実際に関わったことがあっても、これくらいのことは見えて来るのである。 |
2006,10,12, Thursday
北朝鮮の核実験
北朝鮮が、核実験を行ったと発表した。けしからんことであることはもちろんだが、この場合二つの問題を区別しなければならない。
(1)「北朝鮮」と言う国が核兵器を開発しようとしていることをどう考えるか。 (2)一般論として、ある国が「核兵器」を保有することについてどう考えるか。 (1)「北朝鮮」と言う国が核兵器を開発しようとしていることについて 北朝鮮と言う国家、というより金正日体制は、国際社会にとって、そして日本にとって、さらには自国民にとっても危険きわまりない存在である。そのような国が核兵器をもてば、大変なことになる。どんな大変なことになるのか予測がつかないほど大変なことである。北朝鮮がすぐにでも核兵器の発射できる状態になれば、日本人は皆夜もうかうか寝てはおれない状態になる(緊迫感がないのは、まだ北朝鮮が本当に核兵器を使用できる状態になったという認識がないからである。根拠はないが私も同じである)。 核兵器を完全に使用できる状況に到る前に、金正日体制を崩壊させなければない。内部から崩壊すれば一番良いのだが、それが望めないとすれば経済制裁などで国際社会が圧力をかける以外にない。そしてそれが効果を発揮するかどうかは、中国、ロシア、韓国の出方にかかっている。これまでこの三国が北朝鮮に甘かったのは、金正日体制が自国になんらかのメリットをもたらしてきたからである。しかし、今やこの三国にとってもやっかいものになって来たのではないか。 この時期での安倍首相の中韓訪問。我々の知らない駆け引きが行われたはずである。また、アメリカを含む大国間の駆け引きも行われているはずである。 金正日体制の崩壊、以外に早くやってくるかもしれない。ただ、できるだけ静かに、どの国も傷がつかない形で崩壊してほしい。 もう一つの問題、ある国が「核兵器」を保有するという問題についてはまた別の機会に述べる。 (私は、学生時代に反核・原水爆禁止運動にかなり深く関わっていた。だから、この問題については強い思い入れがある。いっぺんに書くのはなかなか難しい) |