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「いじめ」(その5)
昨日書いたことをもう一度書く。

(1)暴行・恐喝などの犯罪行為に対しては厳罰でのぞむ。
(2)相手を侮辱するような言動は厳しく戒める。例え軽い冗談でも戒める。
教師がそのようなことをするのは言外である。
(3)持ち物を隠したり、意図的に仲間はずれにしたりするなど、相手を困らせるような行為も厳しく戒める。

ただし、いくら学校がこのようにしたところで、「いじめ」と言われる行為がいっさいなくなるわけではない。学校は24時間児童・生徒を監視できるわけでないのだ。そして、それに、子ども児童・生徒は学校や教師の影響だけで生きているわけではないのだ。犯罪を犯す大人、社会的ルールを守らない大人、いじめるおとな(企業にも役所にも「いじめ」はある。マスコミは巨大ないじめ装置である)。子どもたちもまたこのような大人を見ながら育っているのだ。こういう大人に育てられた子どももいる。このような子どもたちも含む人間関係に学校が全責任を持つなどとうてい無理である。

※少し話がそれるが、大学は基本的に学生のプライバシーには口をはさまない(はさんではいけないと思っている)。当然、学生同士の人間関係にも口をはさまない。しかし、もしかりにある学生が自分はいじめられているという自覚をもち自殺をしたら、大学の責任が問われるのか。それがクラス内の人間関係が原因であったら、クラス担任は責任を問われるのか。ゼミ内の人間関係が原因であったら、指導教員は責任を問われるのか。マスコミはこの時、大学をたたくのか。学長や学部長に「いじめがあったか」と尋ねるのか。もし「いじめ」と認めたら、学長と学部長と指導教員は保護者に土下座するのか。大学と高校と中学校と小学校は同じなのか、違うのか。(大学も、大学祭の間に保護者懇談会を開くなど、だんだん中学校や高校に近くなってきた。だんだん、学生生活のすべてに責任をとらなければならなくなるのだろう)

(話を戻して)学校は「いじめ」をなくす努力はすべきである。しかし、それを完全になくすのは不可能に近い。ではどうすればよいのか。いじめに負けない子ども育てることだ。そのためには、次の二つのことを教えるべきだ。

(1)孤立をおそれない。
(2)理不尽な行為に対しては断固たたかう。

(つづく)

| 教育 | 06:55 AM | comments (1) |
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