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2006,11,15, Wednesday
なぜ急ぐ、教育基本法の改正（悪？）
教育基本法の改正案をどう見るか。これについては、私は絶対に反対、あるいは全面的に賛成という立場はとらない。いろいろ言いたいことはあるが、今回は内容については書かない。
むしろ重要なことは、次のようなことがみんな分かってなくて、決められようとしているのではないか。 ・現在の教育基本法 ・現在の教育基本法に対する評価 ・新しい教育基本法案 ただ、なんとなく教育問題が重要だから教育基本法を変えるという雰囲気になっていないか。教育基本法は日本の教育のあり方を示したものだが、特定の団体、個人の行動を規定する条文はない。だから、改正してただちに次の日から実効するような法律ではない。それを今それほど急ぐ必要あるのか。 現在の政権は、昨年の「郵政民営化」の是非を問う総選挙結果の上に成り立っている政権である。あの選挙では、教育問題等はまったく問われなかったのである。にもかかわらず、今週中に強行採決でもして決定しようする状況である。安倍政権を教育改革を最重要課題であるはずだ。そのもっとも根幹にかかわる法案の採決を急ぐ必要はまったくない。じっくり議論すべきである。せめて１回の国政選挙を経てからでも遅くはない。 （補足）「学校・教育」ブログランキングの上位はほとんど「お受験」関係でしめられている。その中で５０位内に上がってきた。大健闘である。・・と自画自賛！！ |