2006,11,16, Thursday
「酩酊」交響曲
アニメのスタートの音楽になっているらしく、ベートーベン作曲・交響曲第7番がヒット(?)しているそうだ。私の好きな曲の一つである。私は「酩酊」交響曲と呼んでいる。
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2006,11,16, Thursday
ひどい!
かなり腹を立てている。実習生の音楽の授業があまりにひどかったからだ。(まともなのは一つだけだった)。というよりあれは授業ではない。さらにひどいのは、それで自分たちが「ひどい」と思っていないことだ。私がそのひどさをいくら指摘しても理解してくれなかった。よほど志が低いのだろう。指摘するのをあきらめた。「ひどい」と思わないのは、勉強していないからだ。まともな音楽の授業を見たことがないのかもしれない。
このブログを見て心当たりがある学生はいるだろう。それで頭に来たらかかって来い。どうせ見てないだろうし、見たとしても私にかかってくるような志はないだろう。 教育実習と言うと、学生は自分で授業の計画を立てるのが当たり前のことだと思っている。それが間違いである。経験の浅い学生が考える授業くらいの前例はいくらでもある。教育書や教育雑誌には、指導事例がいくらでも掲載されている。その中にさえカスみたいな実践があるが、学生が考えた授業よりはるかにましである。まず、そのような前例から学ぶべきである。いやその指導事例通りにやってみるのもよい(それ自体がかなり難しい)。学生はそういった教育書や教育雑誌を1冊も読んだことがないのかも知れない。その存在すら知らないのかもしれない。そう思えてならない。 しかし、このひどい授業も私のあるいは私たちの大学教育の結果である。だから実は自分に腹をたてているのだ。私の勤める大学も含めて、教員養成大学では、実践力をつけることに力を入れている。それで教育実習などの体験的な科目の比重を増やしてきた。それは必要なことだ。しかし、その反面机の上での勉強をだんだん軽視する学生を増やしているのではないか。私の授業も含めて全面的な見直しをしなければならない。 |