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禁煙セラピー
津軽は雪なのである。
青森ライブカメラ(弘前大学情報処理センター)で楽しんで(?)いただきたい。
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下の本の著者、アレン・カー氏が肺ガンで亡くなった。72歳だった。

アレン・カー著(阪本章子訳)
『読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー』(KKロングセラーズ・1996年・945円)


禁煙セラピーの著者が肺ガンと言うと皮肉のようだが、1985年まで1日100本ほど吸っていたそうだから仕方ない。セラピー中の受動喫煙によるという可能性も強い。しかし、この本を読んだり、この方法によるセラピーを受けたりしてたばこをやめた人は全世界で2500万人にのぼるそうである。そして、実はこの私もこの本でやめたのである。

この本は、やたらとたばこの害を書いて怖がらせてたばこをやめさせようとするものではない(そんなことで、たばこはやめられない)。居丈高に嫌煙権をふりかざすのものでもない(なんせ自分が100本も吸っていたのだから)。また、精神主義によってたばこをやめさせようとするものでもない。

たばこがやめられない人は、「たばこをやめると人生の大切なものが一つなくなる」と思っている。この本を読むとそれが錯覚だということに気づく。またたばこを吸っていると、人生の一番楽しい時間でも「たばこ、たばこ」とたばこのことが頭からはなれない。私の場合、音楽会で音楽を聴いていてちょうどクライマックスに達した時、別のこと(?)をしていてやはりクライマックスに達した時などにそれが襲ってきていた。この本を読むと、それでずいぶん損をしたなあと思うようなる。沢たまきさんのあの歌の真意もこの時はじめてわかった。さらに良いのは、本を読み終わるまで、たばこを吸ってもよいことである。私は、チェーン・スモーキングしながらこの本を読んだ。

私は、この本を通勤中の電車の中で読み終えた。読み終えるとすぐに禁煙する気になった。それで、この本に書いてある通りに(読み終えたら最後の1本を吸うように書いてある)、最後のたばこを通勤中の新宿駅の山の手線内回り線ホームの喫煙コーナーでゆっくり吸った。これが最後の1本となった。その後もまったく苦しまずにやめることができた。2000年7月2日のことである。マラソンをはじめたのもこの禁煙がきっかけである(この本を読んでたばこをやめる気になったのだが、なぜこの本を買って読む気になったのかときかれるととても困る)。

私だって、1日50本を30年間吸い続けて来たのだから、やはり将来肺ガンになるかもしれない。それでも、禁煙したことを後悔しない。明らかに禁煙前より楽しい人生を送っているからだ。アレン・カーさん、ありがとう。合掌。


| | 09:40 PM | comments (6) |
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大学教員の職名
大学の教員の職名が変わる。

従来の教授、助教授、講師、助手に変わって、教授、準教授、講師、助教、助手という制度になる。助教、助手の件に関しては、さまざまな問題があるので別の機会に書く。ただ、准教授に関しては非常に現実的な改革である。

従来の「助教授」という呼称だと、大学の外側の社会から見ると教授を助ける仕事だと思われるかもしれない。しかし、実際はそのような助教授が教授を助けているわけでもないし、助教授が教授の部下であるわけでもない。逆に教授が助教授に何らかの命令を下したり、指導をしたりしているわけではない(できるわけもない)。それぞれが独立して仕事ができる(助け合うことはあるが)ようになっている。私もまた、助教授時代に教授のことを「上司」と思ったことは一度もない。実際にはそれ以上によく働いていたと自負している。だから、「助教授」という名称はもうとっくに現実とはあっていなかったのである。

さらには、現在のような日本の大学の制度の中では、教授、準教授というような職階制度そのものが必要なのかどうか。本当は、それも検討すべきなのだ。少なくとも私が所属する教育学部(全国の教育学部も同じ)では、管理職になれるかなれないか位の違いを除いては、両者の職務にはほとんど違いがない。

 

| 教育 | 09:15 AM | comments (0) |
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