2006,12,29, Friday
あと3日
今年も、今日を入れてあと3日。あっという間の1年だった。本当は「あっ」という間に1年が終わるはずはないのだ。1年どころか1日だって終わらないのである。その証拠に、試してみればわかる。「あっ!」。まだ、12月29日なのである。
なぜ1年が「あっ!」と言う間だ感じるのかというと、過去は自分の脳みそに刻印されるだからである。「あっ!」と言う間をせめて「あいうえお」とか「色は匂へど 散りぬるを我が世誰ぞ常ならむ有為の奥山今日越えて浅き夢みじ 酔ひもせず」くらいにするにはどうしたらよいのかと寝ずに考えたら、一つ結論を得た。 私には、実は自分の行動を記録すると言う習慣がまったくない。例えば、朝、昼、晩に何を食べたかとか、どんな仕事をしたとか、お金をいくら使ったとか、誰と会ったとか、誰と飲んだとかを手帳や日誌に書き付けておけばよいだろうが(いろいろ便利である)、そういうことをまったくしない。ブログには時々書くが、さしさわりのあることも多い。書かれて困る人もたくさんいるかも知れない。「あいつは、昨日吉田と飲んだな!」と思われるのも嫌だろう。 1年を長く感じるためには、記録を取るようにすればよい。あとで記録を見て、自分が1年何をしたのかをゆっくり見ることにする。ただ、ものぐさの私にはそれは相当難しいことである。だから、とりあえずこの3日間だけ実効してみる。「3日だけ実効してみる」と言うのは、どうせ3日坊主だとあきらめているからだ。それでも最後の3日だけは少し長めに感じることにある。 |