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「全国学力・学習状況調査」
「全国学力・学習状況調査」(いわゆる「全国学力テスト」)が全国の小学校6年生、中学校3年生に対して実施される。国語及び算数・数学の調査が中心になる。

この学力調査に対しては一部に反対意見があり、実施を取りやめた教育委員会もある。反対の理由は、次の通りである。
1 その結果で学校や教員が評価される。
2 学校が学力テストのための教育をすすめるようになる。
例えば、1960年代に行われた全国学力テストでは、学校が成績のすぐれない子どもに学力テスト当日には欠席をすすめたことなどがなどが取りざたされた。今回も、これに似た事例が日教組の調査などで明らかになっている。

しかし、全国的な学力調査は、子どもたちに学力が定着しているかを知る上で不可欠である。データを毎年積み重ねて行くことは、現在にとどまらず将来の日本の教育にとっても、必要なことである。そもそも、このような調査を定期的に実施し結果を集積していくことは教育行政の基本的な役割の一つである。(音楽科の調査すら必要である。実際には難しいが・・・)。このような意味では、文部科学省はやっと当たり前のことを行うことになったと言うべきである。

ただし重要なことは、行政も現場もこの調査が公正に行われるように最大限の注意を払うことである。調査をすることが競争に結びついてはいけない。この学力テストの結果によって教員や学校が評価されることが決してないようにしなければならない。そうでなければ、正しい調査結果は得られない。

| 教育 | 07:52 AM | comments (0) |
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