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指名
授業の中で教師が発言させる児童(生徒、学生)を決定することを「指名」と呼ぶことに
する。指名の方法には大きく分けて次の4種類くらいがある。

挙手指名 挙手した者を指名する。
列指名 一列全員を指名し次々に発言させる→全員に発言させることをねらっている。
偶然による指名 日付などと出席番号を結びつけて指名する。
意図的指名 授業毎に教師が位置づける児童を決めて指名する。

最近見た授業では、挙手指名しか知らないかのような先生の授業ばかりである。
挙手指名には大きな問題がある。教室を「挙手する者」と「挙手しない者」を二分しそれを教師が追認してしまうことにある。本当は教師が一番大切にしなければならないのは挙手しない者であるはずである。

私は、学校では列指名などの方法を活用すべきだと思っている。ただし、列指名では「わかりません」と言う者がたくさん出てしまうだろう。そうならないためには、考える時間を与えることである。発問をしたら「ノートに自分の考えを書きなさい」と言う指示をするのである。

小学校の授業を見ていると、教師が発問するとちょっと勉強のできそうな子や目立ちたがり屋の子が間髪入れず挙手し、その子らを中心に授業が進んでいくことが多い。よくそんなにぱっと答えが出るものだと思う。そしてよくそんな短時間で答えを出すのを許しているものだと思う。はやく答えを出せばよいと言うものではないだろう。暗澹たる気持ちになる。

| 教育 | 05:54 AM | comments (1) |
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