2007,10,09, Tuesday
ゼミ・コンパ
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2007,10,09, Tuesday
がんばれ!一太郎
科学研究費補助金の研究計画調書を作成している。私は、研究費などほとんどいらない。残り少ない人生、こんな文書をつくる時間がもったいない。補助金をもらったら研究時間が増えるのか? 残りの時間が増えるのか? 体重が減るのか? 女性にもてるのか?
と言っても、科研費を申請しないと自分だけでなく、他の人達にも迷惑をかけるシステムができている。つまり、申請をしないと来年度講座に配分される予算が減る。だから、かなり無理をして申請書を書いている。 ところで、計画調書の様式は学術振興会のページに準備されていて、その様式をダウンロードしてそこに書き込んでいけば良い。ところがその様式の中に、昨年まであった「一太郎」バージョンがない。Word で書く以外にない。そう、私は1980年代のJX太郎の時代からの一太郎ユーザーなのである。だから、一太郎だとたいていのことができるのだが、Wordではかなり不自由なのである。 一太郎とWordで一番異なるは、罫線を引く作業である。Wordを使うと、罫線を引いたり表を調整したりするのが(私にとっては)非常に不自由に感じる。この計画調書では罫線の操作が何度も必要である。また、表内のセルの高さも何度も調整しなければならない。昨日は、一つのセルの中に事項を埋めるのに悪戦苦闘し、2時間もかかってしまった。くそワードめ! 日本学術振興会という公的な団体が、使用できるワープロソフトを Word だけに限定するのはおかしい。もちろん一太郎だけに限定してもおかしい。Wordに限定することのおかしさは説明するまでもない。逆に一太郎だけに限定したらどうなるかを想像すればわかるだろう。どうも「一太郎のような時代おくれのソフトをまだ使っているのか」とバカにされたような気分だ。しかし、研究分野によって使いやすさ、使いにくさというものがある。困っている人がたくさんいるはずだ。 このことについては、作業が終わったら要望書を書く。 そして、私はこれからは意地でも一太郎を使い続けるつもりである。 さらに今後コンピュータを購入するときは、Office抜きにする。 |