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座席
昨日はオムニバスの授業をした。1期15回のうちの1回だけ自分が担当する。教室に入ってみると、50名程度の受講生のほとんどが、120名ほど座れる座席の後ろのほうに座っている。前の座席はガラガラにあいている。

私はこんな雰囲気の教室では授業をする気がしない。座席が横に何列あるかを確認し、できるだけ前に空き席がなくなるように指示する。
「前から7列目よりも前に座りなさい」
学生はぞろぞろと前にやってくる。それでも、8列目や9列目に座る学生がいる。こういうときに大目に見てはだめである。大きな声で怒鳴る。
「7列目までといったじゃないか。君は7つまでが数えられないのか?」
いやいやながらと言う感じで前に出てくる。本当は、授業の時は前から着席するものだということを指導しておくべきだ。

ところで、先日全学のFDシンポジウムと言うのがあった。500名ほど入るホールで開催された。出席者はほとんどが教員でフロアーで20名くらいか。こういう企画に出席する教員だから授業改善には「熱心な」人たちのはずである。しかし、そのほとんどが後ろのほうの座席に座っていた。こりゃあダメだと思った。

・・・・と言っても、こんな行事で席を争って着席するようになったらちょっと恐い。ホールが満員になったらもっと恐い。大学はFDをやったと言うアリバイを残さなければならない。こう行事はやったという実績を残すことだけに意味があるのだ。私も役があったから半ば強制的に参加しただけで、日常の研究活動や教育活動を中断してまで出席するような意義はない(この日はゼミを中止にした)。全学の教員を対象にした行事で、出席者は20人たらず。我が大学は健全である。

| 教育 | 04:27 AM | comments (4) |
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