2007,03,28, Wednesday
かんちがい
何の雑誌か忘れたが、最近見た雑誌に「浦島太郎」の歌のことが出ていた。
「帰って見ればこわいかに」を「恐い蟹」と思っていたという話である。 この手の話はいくらでもある。 ○うさぎ追いし彼の山→うさぎ美味し蚊の山 ○負われて見たのはいつの日か→追われて見たのはいつの日か ○さぎり消ゆる湊江の→さぎり消ゆる港への ○秋の夕陽に照る・山紅葉→秋の夕陽に「照る山」紅葉 ○流れ寄る椰子の実一つ→流れよる椰子の実一つ ※「ながれよる」は西の方の方言「流れている」 ○しゃぼん玉飛んだ屋根まで飛んだ→(屋根も飛んで行ってしまった) ○母さんが夜なべをして→母さんが夜鍋をして ○櫂のしずくも花と散る→貝のしずくも花と散る ○今日は汝(なれ)を眺むる終わりの日なり→今日離れを眺むる・・ ○矢切の渡し→夜霧の私 ○見渡す山の端→見渡す山の葉 切りがないのでやめるが、最近ある場所で「歌唱の指導では歌詞が大切」という話題で盛り上がった(白熱した)ばかりだ。確かに大切ですね。 |
コメント
コメントはありません。
| | URL | | | |
コメントする
|