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「たり」が足りない
また、文章にいちゃもんをつける。
クレジットカードの請求書の中に入っていた文章である。次のように書いてあった。
■口座振り替え日に注意
記帳をしてみて、カード利用代金の口座振り替えができていなければ、大至急各カード会社までご連絡ください。
連絡先は右記のとおりです。支払いが遅れると、遅延損害金がかかったり、カードが使えなくなる事もあります!!
問題は「遅延損害金がかかったり」を受ける言葉がないことである。最後は「カードが使えなくなったりすることもあります」でなければならない。「〜たり」という言葉を使うと、もう一度「〜たり」を使わなければ、文として成立しないのである。これを私たち(?)は「たりたり文」と呼んでいる。

次の文も「たりたり文」として成立していない文である。
ドアに手をはさまれたり引き込まれないようにしましょう。(地下鉄で)
子どもたちは、さかなとりをしたり、川に入って泳いでいました。(テレビのニュースで)
かなり注意していなければ言葉のプロでもやってしまうのである。そう言う私も、実はしょっちゅうやっている。最近書いた雑誌の文である。もう印刷されている(泣)
この授業では、「強弱を感じとって表現を工夫」することが学習の内容になっている。こちらを実現しようとすれば、強弱表現について考えさせたり、グループに分けてどのように強弱表現をすればよいかを工夫させるという授業になる。
締め切りに追われて書くとこのようなことになる。最後は「工夫させたりするという授業になる」でなければならない。ただ、それではくどい文になる。「たりたり」はできる限り使わないほうがよさそうだ。

| 言葉 | 06:32 AM | comments (0) |
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