2008,11,10, Monday
日本音楽教育学会
昨日午後の二つの全体企画で、大会が無事終了した。
全体企画のIは国立音楽大学の遠山文吉先生の講演で「子どもの音楽療法〜音楽療法と音楽教育の接点〜」。 私は「音楽療法」という分野が、非常に苦手である。それ以上に、「音楽療法と音楽教育は対立する」とさえ思ってきた。というのは、音楽教育は音楽そのもの価値を重視し、音楽そのものを教えるのが音楽教育だと考えてきたからだ(これはかなり極端ないい方をしているのだが・・・)。だから、音楽を音楽以外のことに しかし、昨日の遠山先生の話で、少しふっきれたような気がする。個人研究のT先生の発表を聞いたせいもある。その意味で、研究面でも非常に収穫があった。 全体企画IIの小原孝氏の「音楽の様式と表現 〜小原流 〈ピアノよ歌え演奏法〉〜」。 これは、もう言葉で言うことは何もない。とにかく楽しかった。 というわけで、疲れも残っているが、本当に楽しい大会だった。 関係の皆さん、本当にありがとうございました。 |
2008,11,09, Sunday
日本音楽教育学会
昨日・本日と日本音楽教育学会第39回大会(於 国立音楽大学)である。昨日はパネルディスカッション形式の企画でパネラーをつとめたのだが、少し損(?)な役回りだった。まあ、しかたがないのだが。
それにしても、行き届いて気持ちのよい大会である。開催校や関係の先生方、学生・院生の献身的な働きによって、非常にスムーズに進行している。昨晩の懇親会もそのあとの二次会も楽しかった。深謝! 今日は夕方まで大会で、もう一泊して明日ゆっくり弘前に戻るつもり。 |
2008,11,07, Friday
東京
東京にきている。生憎の雨だ。
今日は一日忙しい |
2008,11,05, Wednesday
アメリカ大統領選挙
アメリカ大統領選挙で民主党のオバマ候補が圧勝した。
アフリカ系の黒人はアメリカ全体で17%だそうだが(私は、半数近くだと錯覚していた)、それでもオバマ候補が圧勝したことは、アメリカという国の大きな変化と見てよいだろう。 オバマ大統領に期待したい。 もちろん、ケネディ大統領のようなことだけは決して起こって欲しくない。 |
2008,11,04, Tuesday
音楽関係ニュース二題
小室哲哉逮捕!
なぜか少しも驚かない。 前から、胡散臭い奴だと思っていた。 歌の文句も胡散臭いし、音楽も胡散臭い。 ホリエモンと同じで、いつかこういう日が来ると思っていた。 記念ホール建てた高校も、特任教授頼んだ大学も、バカ! 世界最高齢指揮者のジャン・フルネ死去 日本のオーケストラを振る時には、「ワタシ、イマカラ、シキボウ フルネ」と言って練習をはじめていたそうである。 私が中学生時代にクラシック音楽に目覚めた頃によく聞いた名前である。どんな演奏かはおぼえていないが、ラベル作曲の「ダフニスとクロエ」の透明さが印象に残っている。その透明さが、楽曲のせいなのか指揮者のせいなのかよくわからないが。まだ生きていたとは知らなかった。家に1枚くらいレコードがあるかも知れない。探してみよう。 |
2008,11,04, Tuesday
「老い」と向き合う
昨日はテレビ三昧
朝日系の新番組「報道発 ドキュメンタリ宣言」が良かった。 昨日は、「消えゆく妻の記憶」。俳優の長門裕之・南田洋子夫妻を描くドキュメンタリーである。ドラマに出ていた頃の華やかな面影は消えて記憶障害が進行していく無惨な姿の妻。必死で看護する夫。「洋子の記憶を集めても集めても手のひらからこぼれ落ちていく。今日の洋子は明日いない。今の洋子を残したい」。涙が止まらなかった(全然関係ないが、長門裕之って、桑田佳祐とよく似ているなあ。というより、サザンがデビューした頃、桑田って長門裕之とよくにているなあと思ったものである)。 「老い」は誰にもやってくる。家族に、自分に・・・ 私の母は75歳で亡くなったが、「痴呆」がはやくから来ていた。しかし私はこの母の老いとまっすぐに向き合うことができなかった。老いてわがままばかり言う母を「自分勝手」だと思った。だから、きちんと向き合わず逃げることばかりしていた。少しでも、もう少しきちんと向き合えば、「痴呆」の進行はゆっくりだったかもしれない。 私の母は比較的はやく亡くなったが、私と同世代の人にちょうど同じような親を抱えている人はたくさんいるはずだ。ある親友は老いのすすんでいく両親としっかり向き合って、それでも仕事をこなし活躍している。私とは全然違う。後悔先に立たずである。 そして今度は自分たちの番である。今度は目をそむけずに、自分の老いとしっかりと向き合うことができるだろうか。 |
2008,11,02, Sunday
採用試験
この三連休は、のんびりすごしている。
考えると8月から土日は一度も休んでいなかった(酒は飲んでいるが)。 先週は、北海道、青森、宮城などの採用試験の最終結果の発表があった。何人かの学生が報告に来た。私の授業を受けている学生が「ありがとうございました」と言ってきた。教師として一番うれしい時である。 採用試験、東北地方ではまだまだ厳しいが、「努力は報われる」という情況にはなってきた。今年うまくいかなかった学生は、捲土重来を期してほしい。 |